心理カウンセラーってどんな仕事?

心理カウンセラーってどんな仕事?

カウンセラーと聞くと、あなたはどんなイメージを持ちますか?

 

悩んでいる人をたちまち解決の方向へと導けるような豊富な知識と人生経験を持った人でしょうか。

 

患者に対して寄り添える心や洞察力を持っている人というイメージを抱く人もいかもしれませんね。

 

いずれにせよ、悩みを解決するために、手を尽くしてくれる頼りになる存在のように感じますよね。

 

ですから、もしあなたが心理カウンセラーになりたいと思っていたら、「自分には大した知識も経験も身に付いていないし無理かもしれない」と落ち込んでしまうかもしれません。

 

しかし、諦めることはありません。

 

カウンセラーを職業にしている人も皆、あなたと同じ人間です。

 

それに、人の悩みは精神医学や心理学の本を読みあさったり、カウンセリングを受けるだけで解決するほど簡単なものではありません。

 

いくらカウンセラー自身に豊富な経験があったとしても、人の悩みというのはそれぞれ異なりますし、当然カウンセラーが体験したことのない悩みを抱えている患者さんもいるはずです。

 

ですから、体験の豊富さで言えば、何もカウンセラーだけが特別なのではなく、あなたを含めた全員が人生のカウンセラーという考え方もできるのです。

 

ところで、悩みを抱えて、いつも心がもやもやしていたり、苦しい思いをしている人にとっては、カウンセラーという職業に就いている人が最後の頼みの綱だと感じることが多いようです。

 

辛い時はカウンセラーに話をすれば何とか悩みが消えて無くなると期待している人も少なくありません。

 

他の誰にも相談できずにいる人だったらなおさらです。

 

時を選ばずにすがりつきたい気持ちになってしまうのも分からないでもありません。

 

それは本人以外にも言えることです。

 

例えば最近深刻な問題になっている引きこもりの子供たち。

 

私の知り合いにも引きこもりになってしまった子供を抱えるお母さんがいますが、もう何年間も状態が良くなる事なく悩み続けているようです。

 

一度引きこもりになってしまった子供の心は固く閉ざされていて、なかなか引きこもりを脱する事ができません。

 

こうなってしまうと親も手の施しようがないし、腫れ物に触るかのように接するほかどうしようもないので、無理矢理にでも子供をカウンセラーの元へと連れて行く人もたくさんいるそうです。

 

ところがカウンセラーの元を訪れて話をしたからといって、そんなに簡単には人の悩みは解決できないのです。

 

それは当然のことですよね。

 

人間の心はそんなに単純なものではないからこそ、悩んでしまうのですから。

 

カウンセラーは資格を持ってはいますが、絶対に悩みを解決できるというわけではないことを理解すべきです。

 

それを承知の上で、心から信頼できるカウンセラーを見つけるのは問題ないのですが、中には人の悩みに付け込んでしまうような人もいますから、もしあなたがカウンセラーを目指すのであれば人として謙虚であることを忘れずに、人の気持ちに敏感でいてもらいたいものです。